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深谷ベルタ先生と遊ぼう。(千葉明徳短期大学)

【千葉明徳短期大学で遊ぶ】

12月18日(月)

にじ・そら組のこどもたちが
千葉明徳短期大学に遊びにいきました。

この取り組みは、
千葉明徳短期大学の教授深谷ベルタ氏とひなたぼっこ保育園が協働して
自然遊びや造形遊びを保育現場に提供する独自のプロジェクトとして、
コロナ前に始まりました。

ひなたぼっこ保育園理念のもと、
保育所保育指針における「表現」教育のひとつとして、
都会にある保育園に通うこどもたちにも自然や芸術を体験してほしい
という思いが込められています。


4年前、コロナ前のこどもたちです。



粘土遊び





大量の粘土や廃材を使い、
思い思いに踏んだり、投げたり…












こどもたちは自分で考えながら、
色々なも環境を通して遊びを発展させていきます。

時には、安全のもとでマッチをすって焚火もしたり、マシュマロを焼いてみたり。





そんな自然芸術遊びプロジェクト。


今年は…

まず、初めてベルタ先生を見て緊張…のこどもたち。笑

ベルタ先生は、ハンガリー出身の方ですが、
日本語がとても流暢なので、

こどもたちは小さな声で「外国の人?」「ベルタ先生はどこの人?」と…
気にしながらも、何が始まるのかワクワクしながら話を聞いていました。





今回ベルタ先生が用意して下さったのは「粘土」。

でも大きくて重くて冷たくて…
保育園の粘土とは全然違う。

「これ粘土?」「大きいよ」
「重たくて持てない」
「すごい量!」





ともだちと協力しながらケースから出し。









思い思いに踏んで、こねて、こねて、踏んで…





「イスみたい!」
「冷たくて気持ちいい」





粘土は、他の既成玩具とは異なり、
頭で思い描いたイメージを、そのまま形にすることが出来る
とても優れた物質です。

そして、こどもたちのイメージを体現するために十分な「量」。

出来上がった玩具で遊ぶ、ということと、
想いのままに自由に形を変えて遊ぶことでは、

主体性の度合いも異なり、

そんな「粘土」をベルタ先生は、
こどもたちに寄り添う「友だち」と表現することもあります。





ベルタ先生がポケットからはっぱを出して…
粘土と葉っぱ。こどもたちのイメージはどんどん広がります。










帰るころには、すっかりベルタ先生と仲良くなり
「また来ていい?」
「また粘土やりたい」
「今度はもっと大きいの作る」
とこどもたち。


次回は1月24日(水)です。



※保育所保育士指針より
5領域「表現」とは…

豊かな感性は身近な環境と十分に関わる中で美しいもの、優れたもの
心を動かす出来事などに出会い、そこから得た感動を他のこどもや保育士等と共有し
様々に表現することなどを通して養われるようにすること。

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