最近のはな組さん
戸外へ散歩に出かけた際には、
「黄色だね」「赤になってるね」と葉が色づいている様子に気が付き、
保育士に伝えたりと季節の変化を感じています。
また、地面に落ち葉が集まっている所を見つけると
その上をすり足で進み、落ち葉の感触を楽しんでいる子どもたちです。
さざなみ橋を渡った先にある、
子どもたちが『ヘビさん』と呼んでいるオブジェの所では、
つむじ風が吹いて落ち葉がくるくると舞うと、
「きゃ~!」と大興奮で、
走って落ち葉を追いかけてしばらくの間楽しんでいました。
風で動いていた落ち葉も「おばけが来たんじゃない?」「怪獣が来るかもしれない」と
色々なことをイメージしていた、はな組さんです。
土の中に眠っていた、
幼虫やミミズを興味を持ってじっと見つめたり優しく触ったり
最近では、保育士が捕まえる前に、
子どもたちから手を伸ばし、
怖がらずに触れ合い楽しむ姿も見られます。
「なんか、寝ちゃってるみたいだよ」「違うよ、お腹が空いているんじゃない?」と
生き物の姿を見ながら子どもたち同士で会話をしている姿が微笑ましいです。
はな組さんの好きな絵本の1つに『もりのてぶくろ』という絵本があり、
大きな1枚の葉っぱを色々な動物が手を乗せて大きさを比べるという内容で、
そのお話を覚えていたからか、
落ち葉に手をつき「大きい!」とそれぞれが触って比べる姿も見られました。
遊びの中でたくさんのイメージが膨らんでいく。
子どもたちの想像力、表現力には驚かされます。
様々な表現の仕方や感性を豊かにする経験ができるように
これからも環境を整えていきます。
赤岡