千葉公園での出来事(以上児)
保育園バスで千葉公園へ行きました。
今回は暑さに注意しながら、木陰で遊びます。
「ここって千葉公園?」
「いつもと違うところじゃない?」
「なんか木がいっぱいだね」
「何して遊ぶ?」
という会話が聞こえてきます。
準備体操をし、大縄、ボール、蝶々探し。
大きな木にはセミの抜け殻がたくさん。
その時、ひとりの男の子が
「セミの抜け殻が歩いてる!!」
そんな声を聞き、みんなで見に行きました。
本当に動いている姿にみんなびっくり。
「何で!?」
「セミの抜け殻が抜けてないよ!」
「中になにか入ってるんじゃない?」
それは羽化前のセミでした。
「生まれてくる前のセミだよ」
と保育士が伝えると
「セミ子ちゃん」
という名前をつけるこどもたち。
セミ子ちゃんをジッと観察し、
「ここに目があるね」
「お尻が尖ってる」
「どこから生まれるんだろう?」
色々な発見・疑問が出てきます。
土の上を歩いていたセミ子ちゃんは
あっという間に木へたどり着き、どんどん登っていきます。
「セミ子ちゃん頑張れー!」
「生まれておいで」
いろんな言葉をかけてあげます。
羽化をする姿に、とても興味をもったこどもたち。
保育園に戻り、さっそく羽化する映像をみんなで見ました。
「千葉公園で見たセミ子ちゃんと同じ!」
「背中から出てきたよ」
「白くてちょっと緑色なんだね」
「セミ子ちゃんがセミになった!」
「千葉公園のセミ子ちゃんももう生まれたかな?」
「またセミ子ちゃんに会いたいな・・」
セミ子ちゃんとの出会いは、
遊びの中での30分ほどの事でしたが、
こどもたちにとっては大きな出来事だったようで
帰りにはパパ、ママにも伝えてあげていました。
とても貴重な戸外遊びの時間になりました。
伊藤