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公園での出来事(以上児)

 新田公園に遊びに行ったある日。

 「せんせい!!こっちに来て!」

 と走ってきたこどもたち。

 何があったのかと呼ばれた場所に行って見ると、
 大きな虫が。


 

 

 「葉っぱに化けてるんだよ!」
 「落ち葉みたい」
 「これ何の虫!?」
 「触らないように近くで見るだけにしよう」

 いろいろな意見が飛び交います。


 

 

 最初はそら組の何名かでじっと観察していましたが、
 気が付くとにじ組、うみ組も集まり…


 


 

 
 大人数での観察会。

 「この虫の名前、保育園に着いたら図鑑で調べてみる」
 とこどもたちから意見が上がります。


 その日の夕方。

 写真で撮った虫を印刷しこどもたちに渡します。


 


 園にある図鑑を取り出して、見比べています。

 「この図鑑に載ってる虫は形は似てるけどおしりの方が赤いから違うね」
 「これは少し模様が違う」
 「この虫は羽根が大きい気がするしなあ・・」

 と3冊ほど図鑑を見比べます。


 


 

 

 「これかな!?」

 図鑑には似ている虫がたくさん。

 「僕、昆虫図鑑が家にもあるからそれで調べてみるね」と。


 


 こどもたちと一緒に調べる中で一番近いものを発見しました。

 クチバスズメと言う蛾の一種で
 枯葉のような色合いが「クチバ(朽葉)」の由来になったそうです。

 「落ち葉に似てるね」というこどもたちの観察力に改めて驚かされました。

 身近な環境に親しみ、自然と触れ合う中で
 様々な事象に興味や関心をもつ。
 
 保育所保育指針のねらいにもあるように、
 これからも子どもたちの自然遊びの中での
 発見や興味を大切に過ごしていきます。

 伊藤

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