以上児「節分・豆まき遊び」
1月下旬。
こどもたちとカレンダーを見ながら
「2月は何の行事があるか」といった話をしていると、
節分の話題になりました。
「何の鬼作る?」
「強そうな鬼がいいな」
昨年も節分にこどもたちと鬼や豆を作り、
豆まきを行なったことを思い出しながら、
鬼を作る方法などをこどもたち同士で相談をし、
今年はカラーポリ袋で大きな鬼を作ることにしました!
まずは、鬼の頭と身体を作るために
カラーポリ袋に丸めた新聞紙を詰めていきます。
画用紙で顔のパーツを作って貼ります。
「眉毛はもう少し斜めにした方が怖い顔になるかも!」
花紙で鬼の髪の毛も作ります。
薄い花紙が破れてしまわないように
丁寧に花を開いていきます。
頭と身体が出来たらぎゅっとくっつけて…
腕と足も付けたら完成!
虎のパンツを履かせると「桃太郎の鬼みたい!」と
桃太郎の劇遊びで行った“おにのぱんつ”の歌とダンスを思い出し、
完成した鬼の周りで踊っていたこどもたちです。
豆は新聞紙を小さく破り、丸めて作ります。
「豆は悪いものをやっつける力があるんだよね!」
「鬼が来る前にいっぱい豆作らないと!」
節分に魔除けとして飾られる鰯と柊のぬりえを塗り、
部屋に飾りました。
柊は棘の痛さで鬼を追い払うため、
鰯の頭はその臭気で鬼を寄せ付けないようにするため、
豆まき遊びの日です。
升に新聞紙の豆を入れて力いっぱい投げます。
「鬼は外!福は内!」
「みんな豆を持って集まって!」
「みんなで“せーの”で投げたらやっつけられるよ!」
誰かが協力して投げることを提案し、力を合わせる姿に
こどもたちの団結力が感じられました。
鬼が倒れ、保育士演じる鬼が
「もう許して下さい。悪い事はしません」と言うと
「もう宝物盗んじゃダメだよ!」
「悪い事しないなら友だちになってもいいよ」