はな組 へびさんがいなくなった!
ある日「へびさん」と呼んでいる、
はな組のこどもたちが大好きなオブジェの場所に行きました。
向かう前から楽しみにしており、
橋を渡り走ってオブジェの方に向かうと…
「あれ、へびさんがいない!」少しの間、
じっとその場に立ち止まった後、
後ろを歩いていた保育士に、
急いで知らせていました。
近くに行って見ている時、
「おばけが連れてっちゃったんじゃない?」
「工事中なんじゃない?」「上にいるよ」など、
へびさんがどこに行ってしまったのか
考えて伝えていた、こどもたちです。
また、三角コーンで囲っていた場所を見ながら
「ほら見て、工事中ですって書いてあるよ」と、
みんなに説明をする友だちもいました。
自分なりの言葉で相手に伝えることが上手になり、
保育士が間に入らなくとも友だち同士での会話がよく聞こえてきます。
また、遊び方を自分なりに考えたりと、
数か月前の姿から少しづつ変化してきました。
クレヨン遊びでは、点や線を引いたり、
ぐるぐると円を描くことが多くありましたが
最近では、目と口を描いて顔を作ったり、
塗り絵では、いちごは赤、バナナは黄色などイラストに合った色を塗ったり、
シールも色を分けて貼る姿も見られるようになってきました。
室内でもそうですが、
戸外でも友だちと一緒に遊ぶ姿が多く見られるようにもなってきました。
友だちの近くに行き「何してるの?」と声を掛けて
「〇〇ちゃんもやりたい」「いいよ」と自分なりの言葉で伝えます。
木の周りをぐるぐる回る友だちを見つけ、追いかけて自分もぐるぐる~
友だちと同じことをして遊ぶって面白い。
見ているこちらが目が回るくらい、笑いながらしばらく歩き回っていました。
しゃぼん玉では、
大きくふくらまそうと息を吹く力を調節しながら吹いたり
しゃぼん玉が付いて模様ができる様子を楽しみ、
地面に向かって吹いたりと、
ただ、しゃぼん玉を飛ばすだけでなく、
どうやって飛ばしたいのか考えて行う姿が見られました。
こどもたちを見ていると、
大人が考えつかないようなアイディアが飛び出てきたり
1つの遊びでも、色々なことを考えていることが分かります。
今後もその声を聞き逃さず、
できるだけ形にすることができるように保育士も一緒に考えていきます。
赤岡