はさみを使って遊ぶ。はな組
【はさみを使って遊ぶ】
2歳児クラスのはな組さん。
保育士の見守りのもとでハサミを使って遊んでいます。
1歳半を過ぎるころから
こどもは親指と人差し指で小さい物をつまんだり、
びんの蓋を開けたり、クレヨンを握ったり、
絵本をめくれるようになるなど
少しずつ「巧緻性」の向上が見られます。
2歳を過ぎると更に指先の巧緻性は増し、
ごっこ遊びやままごと、ブロック遊び、パズルなども
より細かなことができるようになっていきます。
はな組さんも、紙をちぎる、丸めるなどの動作を
遊びの中で繰り返し、道具を使って遊ぶことができるようになりました。
「持ち方はこうでいいかな」と
まずは、持ってみて…
「そーっとそーっと」
「ゆっくり、ゆっくり」
最初は、1回切ることから始め、
慣れてくると続けて切れるようになりました。
※巧緻性とは
保育・教育分野における巧緻性とは、
主に「手先や指先を上手に使うこと」を意味し、
こどもの発達と密接に関わりのある能力です。
また、手は第二の脳とも呼ばれるほど、
手指を動かすことは脳に大きく影響を与えるとされています。
そのため、認知機能が著しく成長する就学前の4~6歳ごろに
こどのの興味に合わせ、巧緻性を意識した保育を取り入れることは
心と体の成長にとても大切と言われています。
今後も安全には十分注意しながら、
こどもたちの発達や興味の時期を逃すことがないよう、
保育を進めていきます。